2025-02-11 02:06 pm by 須坂新聞
須坂市は新年度から、使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生する「水平リサイクル(ボトルtoボトル」事業を始める。循環型社会や低炭素社会の実現に向け、注目される新たな手法を採用する。
市は、ごみの減量と資源化、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進している。ペットボトルの水平リサイクルについては、ごみの減量にとどまらず、原料である石油資源の使用量や二酸化炭素の排出量が削減できることから新たに取り組む。
市生活環境課によると、2023年度のペットボトル回収量は約50トン。現在は日本容器包装リサイクル協会に搬入しているが、用途の指定はできないという。
新年度からは、公募型プロポーザル方式で選定する事業者に委託し、ペットボトルの水平リサイクルをしていく計画。事業者の経験や知見を活用し、市民や子どもたちへの環境教育、意識の向上にもつなげたい考えだ。
県内では同様の取り組みが進んでいるが、近隣市町村では珍しいという。
2025-02-11 02:06 pm by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy