2009-01-25 08:00 am by 須坂新聞
■須坂市名誉市民の遠藤守信信大工学部教授の話
「共存共栄」の言葉はグローバル化で「強存強栄」となり、今後は協力し合って存在し、協力し合って栄える「協存協栄」の時代に変わる。地域が光り輝くためには産業界や行政、市民みんなで協存協栄体制ができるかにかかっている。
企業は協力し合って発展し利益を生むが、非正規雇用の派遣は、企業にとって人材としての能力や経験、判断力などが失われた状態で、経営者と労働者が協力する日本の良き企業文化がなくなったことを意味する。
一方で働きつつ学ぶかつての良き正規労働者の姿勢も薄れている。もともと須坂の企業風土は、家族的雰囲気をもっているが、人的関係も希薄になってきた。地縁、血縁、随縁で結ばれた地域関係をもう一度認識して協存協栄する社会を目指そう。
また、未来を託す子供や青年の教育システムを大事にする地域であってほしい。企業人材も素晴らしい教育システムの中から生まれるので人材育成にも力を入れてほしい。
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