2009-08-08 07:00 am by 須坂新聞
長野電鉄と県が共同事業で実施する村山橋架け替え工事(国道406号長野市〜須坂市)で、長野電鉄は11月7〜8日に新橋への線路切り替え工事を予定する。鉄道部の土木・軌道工事は須坂側レールの溶接・据え付けを完了し、現在長野側で行っている。新橋との接続部分を除き、8月末までにレール設置を終え、9月末までに標識類の設置を完了する。電気工事も9月中に電線類の敷設を終える。10月は完成検査を予定する。
村山駅〜柳原駅間の全工事区間は1,683m。須坂側は盛り土部分と箱げた部分で547m。長野側は盛り土、トラスげた部分で1,136m。
新橋への接続後は、旧橋のレール撤去や新橋と交差する河川管理用道路の整備など22年度にかけて行う。その後、長野側から旧橋を撤去する。今後5年ほどかかるという。
発注者の長野電鉄は「30年ほど前の地下鉄工事以来の大規模工事だが、新橋への線路切り替えは予定通り進んでいる」とする。施工は長電建設。
11月7〜8日の線路切り替え工事で、須坂駅〜朝陽駅間は運休し、バスにより代行輸送する。所要時間は乗換時間を除き、25分程度。バスは1日上下100便を運転する。運賃は電車運賃を適用し、特急料金はかからない。列車は長野駅〜朝陽駅間を折り返し、現行の75%程度を運行する。須坂駅〜湯田中駅間は現行本数を運行予定。屋代線(須坂駅〜屋代駅間)は全列車を運行する。
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