【須坂市】耕作放棄地対策協を設立

2009-08-09 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon 市内耕作放棄地は150haで耕作地の8.1%を占める。4日、市の農業関係団体が消防本部会議室で「耕作放棄地対策協議会」の設立総会を開いた=写真。国の経済対策(平成20年度第1次補正予算)でできた補助制度を活用し、交付金123万円余を財源に耕作放棄地の再生・利用を進め、全戸配布のチラシ作成や農家アンケートなど行う。会長に小林直久農業委員会長を決めた。
 耕作放棄地の所有者と引き受け手(新規就農者や近隣農家)の間に同協議会が入り、荒廃調査や権利関係の調査・調整、計画づくりを行い、国から直接耕作放棄地の所有者へ交付金が渡る仕組み。
 荒れた農地の再生作業(抜根、耕起など)では、荒れ具合に応じて10アール3万円か5万円を交付するなどメニューをそろえている。
 同協議会は農業委員会、須高農協、日滝原土地改良区、河東土地改良区、長野農業改良普及センター、北信農業共済組合須高支所、須坂市で構成。事務局は市農林課。そのほかの役員は次の通り。
 ▽副会長 藤沢洋=須高農協組合長 北沢正啓=日滝原土地改良区理事長▽監事 安藤重夫=河東土地改良区理事長 田中章浩=北信農業共済組合須高支所長
 ▽作業部会長 越吉広=農業委員会長代理▽副部会長 黒岩喜惣治=農業委員会農地部会長 渡辺澄男=須高農協営農部長

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