2014-02-08 07:00 am by 須坂新聞
河東地域6市町村でつくる北信濃河東文化観光圏協議会が14日の総会で解散する。昭和63年に小布施町が呼びかけ、美術館などの文化的な結びつきを打ち出して広域観光を進めてきた。ただ、信越観光圏協議会などが新たに発足し、各市町村の財政負担も厳しくなってきたため、昨年協議して決めたという。
北信濃河東文化観光圏は長野盆地の千曲川右岸にある長野市松代と若穂、須坂市、小布施町、高山村、中野市、山ノ内町で形成。
協議会は各自治体や観光協会で組織し、域内25カ所の美術館や博物館などを巡るガイドマップを発行。美術館職員やボランティアガイドの研修も行ってきた。昨年は俳人の小林一茶生誕250年記念で域内散策マップを作った。ことしは最後の事業として、14日の総会までに桜と紅葉の見どころマップを作る。
発足以来、小布施町長が会長を務める。事務局の小布施町地域創生部門は「新幹線金沢延伸を控えている。2泊3日の滞在型観光を目指し、観光連携もより広域になってきた。事務事業の効率化で、河東文化圏協議会はなくなるが、つながりはあるのだから、目的を絞って連携することはできる」としている。
総会は14日午後3時から小布施町公民館で開く。総会後、須坂市誌編さん室主任専門員の青木廣安さんが「高井野について」と題して講演する予定。
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