2018-09-29 07:00 am by 須坂新聞
8月の交通安全子供自転車全国大会で3位になった高山小学校自転車クラブ(児童8人、顧問・山岸信之先生)が21日、県庁で行われた「秋の全国交通安全運動」の出発式(県、県警察本部主催)に参加した。「自転車安全宣言」を力強く述べ、交通安全への決意を表明した。
出発式には関係者約200人が参加。自転車安全宣言は、いずれも6年の飛田晟吾君、清水咲良さん、藤沢美桜さん、片桐妃南さんが行った。
県交通安全運動推進本部(本部長・阿部守一知事)の副本部長・中島恵理副知事らの前で、1人ずつ大きな声で交通ルールを守って安全に利用することや、夕暮れ時から早めにライトを点灯して目立つようにすることなどを宣言。
最後は4人で声をそろえて「交通事故で悲しむ人が出ないよう友達や家族に交通安全の大切さを呼び掛けていきます」と誓った。
取材に主将の飛田君は、クラブ活動を通して自転車の便利さだけでなく危険性も学んだとし「ヘルメットを着用したり、急ブレーキをかけないようにするなど正しい運転をして自分の身を守ることが大事」。藤沢さんは「自転車は車両の一種。しっかり交通安全を意識して、みんながいい気持ちで運転できるように心掛けていきたい」と話していた。
同クラブは7月の県大会で10連覇の金字塔を打ち立て、都道府県代表47チームが出場した全国大会では団体と個人で3位入賞を果たした。
出発式後には県警本部と県教育委員会を表敬訪問し、県警本部では山口康弘・交通部長に大会の結果を報告した。山口交通部長は活躍をたたえながら「長野県の小学生のリーダーとして安全で正しい乗り方、ルールやマナーを伝えてほしい」と期待を寄せた。
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