2018-10-27 07:00 am by 須坂新聞
須坂市内4中学校の生徒会正副会長で組織する中学校生徒会サミットはこのほど、インターネット・SNS(会員制交流サイト)の利用に関する市内統一ルールを定め、リーフレットを作成した。各校の生徒に配布したり、小学生の時から節度ある使い方を身につけてもらおうと、市内の全小学校と支援学校に出向いて、児童に説明して手渡している。
ルールは▽ラインなど友達とのやりとりは午後10時以降しない(小学生はもう少し早く使用をやめる)▽睡眠・勉強・家族との時間を削らない▽1日の使用時間を保護者と話し合って具体的に決める▽個人情報を漏らさない▽人が写っていたり、場所の分かる写真は親や友達の許可なく載せない▽自分が嫌だと思うことは相手にも言わない―など。
インターネットやSNSを通じたトラブルの防止や、学校以外でのつながりも広がっていることから、生徒自身で定めた。2年前から生徒会サミットで話し合い、各校の利用実態調査や生徒の意見も反映させた。
25日は常盤中校友会役員2人が小山小を訪れて、全校集会でリーフレットの内容を児童に説明した。児童会長の古川あや花さん(6年)は「これからインターネットを使うことがもっと増えると思うので、このルールを参考に、注意しながら関わっていきたい」と話した。
同校の中沢裕子(ひろこ)教頭は「ゲームなどを通してインターネットに接している子も多い。それを知らない保護者もいる。これをきっかけに、保護者も含めて、改めて使い方などを考えていきたい」と話した。
常盤中の松木啓祐さん(3年)は「家庭での学習時間確保などのためルールを決めるのはいいこと。ラインなど相手がいるとやめずらいこともあると思うので、市内の小中学生みんなで守って、広まっていけばいい」と話していた。
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