2018-10-27 07:00 am by 須坂新聞
須坂創成高校は20、21日、同校の最大行事「創成フェア」を開いた。農・工・商の3学科の特色を生かした商品販売や体験などの企画で来場者を出迎え、学科連携による総合技術高校ならではの取り組みもアピールした。
創成オリジナル商品コーナーで販売した豆乳ソフトクリームは、商業科が全体をプロデュースして3学科の学習を結び付けた。商業科の学習で連携している企業の豆乳ソフトを使い、農業科がイチゴ味とみそ味のソースを用意。コーンを置くための台は創造工学科が手掛け、別売りでスプーンもそろえた。
オリジナル商品販売の責任者を務めた商業科3年の松本己歩さんは「学科が連携した商品を販売できてうれしい。来年以降もこうした商品が増えていけばいい」と話していた。
創成フェアはことしで2回目。3学科が一つのキャンパスにそろってからは初めて。同校では、さらなる学科連携の広がりに手応えを得たようだ。
ほかにも生徒たちが栽培、製作、開発などに携わった多彩な商品が並び、学習の成果を披露。体験コーナーやイベントも充実させて来場者を楽しませた。
中野市から訪れた中学3年の男子生徒は「将来は工業系の職業に就きたいと思っている。創造工学科にはたくさん機械があり、見学していて面白い。(進学の)参考になりそう」と話していた。
同校によると、両日合わせて約4,500人が来場。売上高は約550万円だった。
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