2019-03-02 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園が一般公募したオスのアカカンガルーの子どもの愛称が「リュウ」に決まった。臥竜公園の「竜(りゅう)」などが由来。2月24日に命名式を開いて発表した。
リュウは、昨年6月に仲間入りしたメスの「おとひめ」(4歳)の子。11月に母親のおなかの袋から顔を出している姿が確認され、その後もすくすくと育っている。
愛称は1月12日から1カ月間、園内に設置した応募箱やインターネットなどで募り、全国から247件の応募があった。
命名式には、命名者4人のうち3人が出席。来園者らの前で「臥竜公園の『竜』から取った」「おとひめの子だから竜宮城にちなんで付けた」などと理由を紹介した。
名付け親の一人、須坂市小山町の岩岡明歩さん(小山小6年)は、父親と来園した際に一緒に考えた。名誉園長「ハッチ」がいたころからカンガルーが好きといい、「リュウが元気に育ってくれたらうれしい」と願っていた。
飼育担当の松本妃華さんは「須坂にちなんだ名前がいいと思っていた。自分では思いつかなかった名前」と気に入った様子。
リュウは離乳がだいぶ進み、「乾草が好きでよく食べているのでどんどん大きくなっている。やんちゃでよく走る」。成長する姿に目を細めながら、今後も「気を引き締めて飼育していきたい」と話していた。
同園では現在、ハッチの孫でオスの「イッチ」(9歳)を含め3匹のカンガルーを飼育している。
2019-03-02 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy