「あかねさんみたいに上手になりたい」〜山岸選手、出身の南部少女チームと交流

2020-02-01 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 女子バレーのV1リーグでプレーするリベロの山岸あかね選手(豊丘上町出身、埼玉上尾メディックス)は28日、出身チームの須坂南部少女バレーボールチーム(平林和彦監督、19人)が練習する小山小体育館を訪れ、子どもたちと交流した。2019―20シーズンはリーグ3位の好成績。前日には2020年度女子日本代表の登録メンバー入りが発表され、東京五輪を目指す新たな一歩を踏み出したタイミングで、チームから祝福と応援の声が沸き上がった。
 在籍当時からのコーチ徳留智恵さんが「オリンピックに向けてあかね色に輝いてください」と花束を贈呈。山岸選手は子どもたちに「私にとってバレーボールの始まりはこの体育館。みんなにもできるだけ続けてほしい。バレーボールは魅力あるスポーツです。でもバレーでなくてもいい。何か目標に向かって頑張ろう。私もオリンピックに出られるように頑張ります」と笑顔で話した。
 小学生からは、アタックレシーブやサーブカット、トスなどのやり方について質問が飛んだ。また全員で記念撮影をした。
 新キャプテンの樽井ねねかさん(須坂小5)は「大活躍しているあかねさんに会えただけでもうれしい。私もあかねさんみたいに上手になりたいと思いました」。チーム最年少で、サーブの打ち方を山岸選手に聞いた宮下果帆ちゃん(マリアこども園年長)は「バレーが大好き。練習も楽しいです。バレーの選手になりたいです」と瞳を輝かせた。
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 交流後の取材で、2020年度女子日本代表の登録メンバー(29人)に選ばれたことについて「選ばれはしたが、これからが勝負。東京五輪メンバー(12人)として残れるように、自分のやるべきことを日々練習していきます」と覚悟を語った。また「体育館に来たのは本当に久しぶり。子どもたちに思いをうまく伝えられたかな…。でも何か感じてくれればいいと思います」と表情を緩めた。

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