2020-02-22 07:00 am by 須坂新聞
県果樹試験場(須坂市南小河原町)はこのほど、果肉がピンク色に着色する晩生種のリンゴを開発した。県によると、果肉が色づくリンゴの品種化は県の試験場では初めてで、濃厚な味わいとさくさくとした食感が特徴。鮮やかな色合いを生かし、サラダや菓子などへの利用を目指す。近く品種登録を出願する予定で、一般から名称を募集している。
新品種は同試験場が2000年度から開発を進めてきた「リンゴ長果34」。収穫期は県産リンゴの主力品種ふじと同じ11月上旬、果実は約400gで、ふじよりも大きい。糖度は15%と高く、酸度は0.8%でやや酸味が強い。果皮は濃い赤色。
県農政部は「色や酸味の強さ、多果汁といった特徴をアピールして新たな需要を開拓したい。品種の特性を生かした命名をお願いします」と呼び掛けている。応募は今月26日まで。詳細は農業試験場知的財産管理部☎026-246-2414。
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