2020-02-22 07:00 am by 須坂新聞
須坂市防犯協会はこのほど、2020年度の総会に合わせた研修会をメセナホールで開き、須高地区の犯罪状況を説明、理解と協力を呼び掛けた。
須坂署生活安全課によれば、昨年(2019年1〜12月)1年間に須高地区で発生した刑法犯罪は193件で前年に比べて47件(19.6%)減少した。
須高地区の犯罪は4けたを数えた2001年がピーク。その後は減少を続け、昨年は過去最少記録(2018年の240件)を大幅に更新、初の100件台まで減少した。3市町村別では須坂市と小布施町が減少、高山村が横ばい。
手口別で、増加は▽空き巣=2件→10件▽車上ねらい=10件→22件―など。減少は▽特殊詐欺=14件→2件▽自転車盗=30件→13件▽事務所あらし=4件→1件―など。
特殊詐欺は須坂市で2件(架空請求詐欺1・オレオレ詐欺1 )発生、1,868,000円がだまし取られた。前年より件数で12件減少、被害額で1,123万円減少。増加の一途をたどっていた近年の状況に歯止めがかかった。
また、金融機関やコンビニエンスストアなどの水際では12件(計3,905,094円)を阻止している。
このほか、20歳未満の少年非行では前年比1人増の9人を検挙した。
なお、市防犯協会では1月1日付で市内全町の約500人に防犯指導員(任期1年)を委嘱した。地域防犯の中核として活動してもらう。
また、地域の見守り活動などを行う地域安全サポーターには42団体(約1,500人)が登録している。
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