2022-03-26 09:24 am by 須坂新聞
13種類の動物が争った須坂市動物園の代表動物選挙は21日開票され、シロフクロウの「ムース」が525票を獲得して当選した。2位はフンボルトペンギンの「タラコ」410票、3位はニホンツキノワグマの「ケン」337票だった。投票率は過去最高の52.06%で、初めて50%を超えた。ムースは2022年度の入園券や年間パスポート券の表紙を飾るなど同園12代目の「顔」として活躍する。
23日、同園で開いた当選証書授与式で、ムースを推薦した飼育員の笹島優里華さんは「猛禽類を盛り上げるイベントをたくさん開催したい」と意気込んだ。坂田温園長は、今年10月に開園60周年を迎えることに触れ、「わくわくする魅力いっぱいの動物園を動物たちとつくり上げていく」と述べた。
シロフクロウは、北極圏のツンドラ地帯に生息する大型のフクロウ。ムースは9歳のオス。昨年7月、メスの「チップ」と秋田市大森山動物園からやって来た。笹島さんによると、もふもふとした見た目が「雪だるま」のよう。目を細めた表情もかわいい。性格は「びびり」という。
同園ではシロフクロウやニホンイヌワシ、トビなど5種類の猛禽類を飼育。笹島さんは「自然環境のことも交えて猛禽類を紹介したい」と考えている。
代表動物選挙は12回目。有権者(12〜21日の入園者と12〜18日正午のインターネット投票者)5,916人のうち、3,080人が投票した。有効投票数2,978票、無効102票。投票率52.06%は、過去最高だった前々回を2.11ポイント上回った。シロフクロウの当選は16年度の代表動物を務めた「ハク」以来、2回目。
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