2005-08-10 12:00 am by 須坂新聞
須坂市大日向町の宮本信雄さんは、松本市の信州大学医学部附属病院に手作りの木製おもちゃ10種類、約40個(30万円相当)を寄贈し、このほど、同病院から感謝状が贈られた。同病院の職員が宮本さん宅を訪れ、記念品と共に手渡した。
大工職人の宮本さんは昨年12月、子どもたちに木のぬくもりを伝えたい―と、手作りおもちゃの寄贈を思いつき、これまでに市内の学校や福祉施設をはじめ県内各地の約100カ所に計600個近くを寄贈した。信大病院では小児科病棟や外来、院内学級、託児所で利用しており、子どもたちに喜ばれているという。
宮本さんは本業と両立しながら、おもちゃ作りのため午前2時半には起きて作業場へ向かう日々が続き、妻の三栄子さんは「夫は凝りだすと止まらない性分。家族としては体のことも心配ですが、いまはただ応援するだけ」。宮本さんは「子どもたちの喜ぶ顔が一番の励み。もっと楽しいおもちゃをたくさん作りたい」と意欲を見せている。一般家庭でも価格交渉の上、譲ってもらえる。宮本さんTEL246―1988まで。
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