2005-11-12 12:00 am by 須坂新聞
任意で構成している須坂市議会の定数等改革検討委員会(橋本達男委員長)は、現行議員定数(24)より4削減して20とする意見が多かったとする報告を盛り込む案で検討している模様。18日、定数に対する検討結果をまとめ、議長に報告する予定。
同検討委員会は、中学校区単位で市民との懇談会を開くなどして7日までに11回の委員会を開いている。この間、各会派が議員定数に対する考え方を示した。七会派中、現状維持とする共産党を除いた六会派が2〜6減の間で削減の方向を示している。
二〇論が多数を占めている背景には、三委員会ある常任委員会の構成にある。議長を除き一委員会最低6人は必要とする意見。議会に求められているチェック機能を果たしていくには、現行の三常任委員会の維持が必要だとする意見だ。
市民21のように「基本的には人数は多いほうがよいが、市民の意見も取り入れながら、20に削減して報酬は総枠で22人分を確保、活気のある議会にするためにも若い人がもっと出てこられるように報酬もある程度の裏付けが必要」とする意見もある。
また、自由クラブの場合は「地方分権一括法の改正により、首長の権限が強大になりつつある中、市民益を考える場合、名誉や片手間でいかなくなる。ある程度専門的な知識をもった人材や広範囲の視野をもった人材が望まれる時代だ」と主張している。
同検討委員会は、定数について一定の検討結果を報告し、報酬についての検討を進める予定。
2005-11-12 12:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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