2007-02-18 07:00 am by 須坂新聞
須坂アートパーク内の世界の民俗人形博物館は、3月からの「信州須坂の町の雛祭り」に先立ち、10日から30段の巨大ひな飾りを展示している。高さ・幅約6m、日本最大規模のひな壇にひな人形約600体やつるしびな約100本など約1,000点が並び、一足早く華やかな春を演出している。
ひな祭りイベントの目玉として展示。ひな人形や道具は市民から提供を受けた。子どもが成長した感謝の思いなどから多くの家庭が寄せてくれたという。上から昭和50年代、40年代、30年代、明治〜昭和初めの順で並べられている。つるしびなは小さな人形やまりなどを糸でつなげてあり、横浜市の創作家大竹仲子さんとその受講生が制作した。
ひな壇は職員ら約20人が2日がかりで作り上げた。館内には合わせて約1,500点が展示され、豪華で優雅な雰囲気を漂わせている。連日多くの来場者でにぎわい、11月に生まれたくるみちゃんを連れて家族で訪れた青木浩恵さん(長野市)は「子どもにこんなに大きなひな飾りを見せることができて良かった。とてもきれい」と話していた。
合わせて、尾島佳子さんの創作球体関節人形展も行っている。開館時間は午前9時半〜午後4時半(3月からは9時〜5時)。同館TEL026-245-2340。
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