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須坂市中学校部活動運営連絡協議会設立

2008-11-17 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 　須坂市体育協会や市内の中学校などは11日、「市中学校部活動運営連絡協議会」を設立した。中学生の部活などのスポーツや文化活動の振興を目的に、活動のあり方を協議したり、学校や地域と連携して支援や問題解決などを目指す。旧上高井郡役所で設立総会を開き、規約などを決めた＝写真。役員は会長に伝田明康・市体協副会長、副会長に南沢汎山・市文化芸術協会長、石川仁志・市PTA連合会長を選出した。
　運動系や文化系の部活で、専門教諭の不在やその影響による部員減少などの問題に対して、地域の関係団体に指導者の派遣を依頼したりする。また、各校とも部活の日時は決まっているが、時間を延長したり、休日も行うことが少なくない。そうした場合は、部活とは別に保護者会主体の学校社会体育という形で行っているが、意味合いや責任の所在があいまいだったり、部によって活動時間などがまちまちなことから、協議して明確化する。
　今後、各中学校に地域指導者や保護者も加えた「部活動運営委員会」を設け、実情に合わせた体制づくりや活動ルールを決める。
　主管する市教委の渡辺教育長は「学校だけでなく、地域の力も借りて部活を支えていきたい」と話した。