2009-04-13 07:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所は8〜10日、同所で新入社員研修会を開いた。市内の企業などから約60人が参加。キャリアコンサルタント宮本光さんが3日間にわたり▽ビジネスマナーの基本▽正しい言葉遣い▽電話応対▽コミュニケーションスキル―などについて、実践を交えながら講義を行った。
最初に、宮本さんは社会人の心構えとして「人に興味を持ち心で聴くことが大事。話はメモし疑問があれば質問したり調べて情報を蓄積する。貴重な事柄の一つ一つを見逃さないよう注意。また、考える力を養い、その考えを伝える力、正しい言葉遣いを学んでほしい」と話した。
続いて、コミュニケーションスキルの訓練として、新入社員がペアを組んで2分間自己紹介=写真。宮本さんは「自己表現力を磨くことはもちろんだが、ポイントは聴く側にある。心で聴く姿勢を持つと相手は心を開き話しやすくする。コミュニケーション能力を高めると社内は明るくなる。その力を仕事に生かして」とした。
オリオン機械の下川祐樹さんは「研修で約束を守る大切さ、人の意見を尊重する大切さを学んだ。私は自ら考案した製品を作れるよう頑張る」と話した。
開会式で、牧勇男会頭は「社会人として、時間を守る、あいさつをきちんとする、人の悪口を言わない、人に親切に、人の話を謙虚に聴く、自分の健康を管理―を守って、企業や須坂のために存分に働いて」と期待した。
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