2010-01-17 08:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所は9日、初の事業としてカレンダーの無料配布をジャスコ須坂店入り口広場で行い、詰めかけた大勢の市民がお気に入りのカレンダーを手にした。
カレンダーの有効利用と企業のPRになればと、利用しない今年のカレンダーを家庭・事業所・団体などから回収、その数約1,500点にも上った。当日は午前9時の開始前から約30人が行列を作った。このため、最初は10人ずつに制限、市民は「字が大きいもの」や「書き込みができるもの」など、それぞれが希望するカレンダーを探していた。
約3時間行い、約1,350点が市民の手に渡った。1人あたりの制限はなく、中には図柄のコレクションにと50点以上持ち帰った人もいる。残った150点は市社会福祉協議会に寄付、施設などで有効利用してもらうという。小5・小2・年少の3人の娘と訪れた小林美穂さん(南原町)は「子ども部屋のカレンダーを探しにきて、ちょうどいいものがあってよかった。資源の有効利用になり、いい企画だと思います」と喜んでいた。カレンダーのほか、約20冊あった手帳類はあっという間になくなった。
同会議所では「事業所にはカレンダーが余り、一般家庭にはカレンダーがない実態が浮き彫りになった。初めての試みだったが、こんなに集まるとは思ってもみなかった。今まで日の目を見なかったものが市民の皆さんに喜んで使ってもらえることになり、いい橋渡しができました」と話している。
また、会場では、昨年不況のため中止した「蔵のまち須坂花火の夕べ」の復活を図ろうと、主催の実行委員会が募金活動を行い、18,497円の善意が寄せられた。募金活動は今後も随時行うという。
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