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須坂市消防団が福祉寄付〜音楽隊が定期演奏会

2012-11-24 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市消防団（依田浩明団長）は19日、11月11日にメセナホールで開いた音楽隊（豊田伸幸隊長）の定期演奏会で実施した募金を社会福祉に役立ててと市に寄付した。市ではこの募金を市社会福祉協議会に移譲、社協では市内福祉施設で使用する音響装置一式の購入費用に充てるという。
　毎年秋の火災予防運動期間中に開催、28回目の今回は市消防本部発足50周年記念事業として行い、例年同様、満席の盛況となった。メンバーは老若男女が楽しめる幅広いレパートリーを披露、宝くじ収益金を財源とする㈶県市町村振興協会の助成により今年度導入した打楽器類のお披露目も行った。
　演奏の合間には、今年の県消防ラッパ吹奏大会で10連覇を達成したラッパ隊が吹奏し、救急救命士の指導で小学生が心臓マッサージの実技を披露して盛んな拍手を浴びていた。
　演奏会は毎回社会福祉のためのチャリティーコンサートとして開催、今回も募金箱を用意して協力を呼び掛けたところ、17万8,418円の善意が寄せられた。三木正夫市長や吉池武社協会長は「毎回素晴らしい演奏や寄付をいただき、ありがとうございます。市民の福祉向上のために有効に活用させていただきます」と感謝した。
　来場者には、市消防本部発足50周年記念事業として、リーフレット「須坂市消防本部常備消防半世紀の歩み」や事業に協賛する明治産業（高梨町）提供ののど飴も配布された。