2013-03-03 07:00 am by 須坂新聞
上高井保育園(須坂市本上町、内藤格園長、園児数63人)の新園舎が完成し、25日、通常保育が始まった。また同日、保護者や地域を対象に内覧会を開き、園舎使い初めイベントを開いた。落慶法要は3月24日に行う。
自然光が降り注ぐ遊戯室で行ったイベントでは、園児たちがくす玉を割って、完成を喜んだ。また、マジシャンの山上清利さん・郁子さん夫妻(長野市)がマジックを披露。ダンス講師の高津会さん(本郷町)は、園児と一緒に体を動かして交流した。
同園は、社会福祉法人仁慈協会(13カ寺、水野孝道理事長)が運営。老朽化に伴い、昨年夏から現地改築を進めていた。
新園舎は木造2階建て。カラマツ材をふんだんに使って梁(はり)を表面に出し、上部に窓を多く設けて採光に配慮した。また、全館冷暖房を完備。さらに0歳児と1歳児の共有保育室、読み聞かせスペース、厨房には床暖房も備えた。
保育空間は必要以上に仕切りを設けず、4歳児、5歳児の保育室はロッカーを移動すれば共有できる開放的なスペースになる。2階は会議室、休憩室など。不審者対策としてセキュリティーシステムを導入した。
これから外溝工事に入り、サツキ、モミジなどの樹木を植栽するほか、クローバーの草地を整備する予定。
内藤園長は「地域の皆さんに見守っていただきながら、今後も新園舎で子どもたちを守り、育てていくことを第一に考えていきたい」と話している。
総事業費は約1億6,000万円。うち1億539万は県と市の補助金。設計はアースワーク一級建築士事務所、施工は守谷商会。
2013-03-03 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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