2013-03-17 07:00 am by 須坂新聞
安全第一!台本重視!社会人お笑いプロレスごっこ!でおなじみのアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」の女子部で活躍するAyame(アヤメ)こと、樋口あやめさん(19、須坂市八幡町)が、リングネーム「矢部彩女」(やべあやめ)で本格的な女子プロレスデビューを目指し奮闘している。2月末から埼玉県の女子プロレス団体「アイスリボン」へ練習生として参加しており、今夏8月ごろのデビューを目標に、厳しい練習を重ねている。
須坂商業高校2年だったおととしの3月、くますぎクラブの部長として企画・運営に携わった須坂市の「銀座通り春まつり」に信州プロレスを招き、自らもリングに立った。それまでプロレスに興味はなかったが、試合をした楽しさが忘れられず、信州プロレスへの入団を決意した。
昨年5月に長野市のビッグハットで開いた大会でアイスリボンを知り、年下や同年代の学生、主婦、OLがプロとして活躍し、プロレス好きの観客を楽しませている姿を目の当たりにして、「もっとプロレスに深く本気で関わりたい」という思いを強くした。
信州プロレスは彩女さんを後押しするためにアイスリボンと業務提携し、新女子プロレス団体「信州ガールズプロレスリング」を2月に設立。現在は所属選手が彩女さんただ一人のため、新入団生も募集している。
信州プロレス代表のグレート☆無茶さんは「素人からプロの団体を立ち上げるのは全国初の試み。プロとして他団体の試合にも出て長野をPRしたり、試合だけでなくプロレスを通した芸能活動なども視野に入れるなど、いろいろな可能性を広げたい」とする。
身長164cm・体重47kg。清泉女学院大学(長野市)の1年生。春休みを利用し、現在は泊まり込みでアイスリボン道場に合宿中。「一般の人向けでお笑い重視の信州プロレスとは違い、プロレス好きの人に楽しんでもらえるように頑張っていきたい」。尊敬する志田光選手らの指導の下で、受け身や筋トレ、技の勉強など基礎練習に汗を流している。
春休み明けからは長野で出張指導を受けながら、週末は再び同道場での合宿という日々を送る。プロデビューはアイスリボンのリングになるが、秋ごろには長野に凱旋して旗揚げ戦を予定。活動の拠点となる信州プロレスアリーナ(長野市)で毎週火曜日の夜に試合をしていく計画だ。
彩女さんは「自分自身がデビューすることはもちろん、団体のエースとして、志田さんのような他のメンバーを引っ張っていける選手になりたい」と意気込んでいる。
なお、今後も当面は信州プロレス女子部でもAyameとして活動していくといい、今月24日に開く「銀座通り春まつり」への参戦も予定している。
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