2013-06-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園はいま、ベビーラッシュに沸いている。2年連続で繁殖が成功したフンボルトペンギンは、4組のつがいのうち1組が1羽のヒナを子育て中で、ふ化から1カ月が経った今、「ピーピー」と鳴く声もたくましさを増している。
育児中のペンギンはダイブ(メス)とホク(オス)。昨年も産卵はしたが、残念ながら育たなかった。今回も2つの卵を産み、5月6日にそのうちの1個がふ化した。最初は鳴き声があまり聞こえず飼育員らを心配させたが、親から上手にえさをもらい、順調な成長を見せている。
飼育担当の笹井恵さんは「昨年の4羽誕生に比べれば少ないが、穏やかにすくすくと育っている。7月になれば巣から出て元気に遊ぶ姿が見られると思う」と話している。
また、昨夏何かと話題になった「トット」と、双子のきょうだい「テッテ」の両親ピノ(メス)とウォーター(オス)が、今春の繁殖期で2度目の産卵を終え、再び2個を温めている。
1度目に産んだ2つの卵は育たず、5月後半から6月上旬にかけて新たに2個を産んだ。ふ化予定日は7月10日頃。
この他、同園では2日にニホンジカの赤ちゃん1頭が誕生した。
2013-06-08 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet2013-06-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は、旧須坂藩13代藩主堀直虎公(1836〜68)の没後150周年記念事業を平成29年度に予定する。公を祭る奥田神社からの寄付金などを財源に実行委員会が行う計画だ。6月市議会に公の生涯を作家江宮隆之さん(山梨県)が書き下ろす歴史小説『将軍慶喜を叱った男 堀直虎(仮題)』の書籍購入費と著者講演会費に充てるための予算427万円余を計上した。購入3,000部のうち、1,500部を市内小中高校等に無償配布する。
公の歴史小説出版、講演会について、生涯学習スポーツ課は「藩政改革を断行し、激動の幕末に幕府の要職『若年寄兼外国奉行』を務め、将軍徳川慶喜へ諫言(かんげん)後に江戸城中で自刃した郷土の偉人の生涯があまり知られていない。人物評価は人それぞれだが、時代に深く関わった須坂の殿様の生涯を知り、須坂の歴史に関心を深め、市民の誇りや愛着心の醸成を図りたい」と話す。
発売は祥伝社から9月1日を予定。240P。初版5,000部。1部1,575円(税込み)。市は1,500部を市民へ販売し、残りは児童・生徒に配る。
著者は福寿荘での講演会に頻繁に須坂市を訪れている。著書は『経清記』『白磁の人』『歳三奔(はし)る―新選組最後の戦い』など。
市議の間からは「公の人柄や生き方など書籍を通じて教育現場でどう生かすかがポイント」との声が上がる。
2013-06-08 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy