2013-11-02 07:00 am by 須坂新聞
須坂市民生児童委員の女性OBで組織する須坂市民協OB会(丸山輝久子会長、会員24人)は社会福祉(高齢者福祉)功労者として今年度の知事表彰を受け、このほど、役員4人が市社会福祉協議会の植木新一会長に受賞を報告した。
同会は昭和62年4月に発足。現在は社協から委託されたひとり暮らしの高齢者への「安心コール」のほか、社協や福祉施設でのイベントの手伝いなど、ボランティアの先導的役割を果たしている。
このうち、中心的事業の安心コールはひとり暮らしの高齢者に「声の訪問」を行い、安否を確認すると共に孤独感の解消を図ろうと、平成5年6月から開始、今年で20年となった。
現在は毎週火曜日と木曜日の午前、社協敷地内にある市ボランティアセンターから希望する高齢者90人(うち男性10人)に電話、その結果を社協に報告している。1回につき2人が担当。今年度は99回予定しており、1人年間で8〜9回の当番が回ってくるという。
植木会長からねぎらいの言葉を掛けられた丸山会長らは「私たちがたまたま表彰を受けることになり、大変恐縮しています。受賞は先輩の皆さんが積み上げてこられた賜物であり、本当に感謝の気持ちでいっぱい。安心コールの登録者は皆電話が掛かってくることを待ち望んでいて、逆に励まされることもたびたび。受賞を励みに、これからも自分たちのできるボランティアを精いっぱいやっていきたい」と話している。
また、現在の民生児童委員は11月末日で任期が終了するため、一人でも多くのOB会への入会を呼び掛けている。問い合わせは事務局の市社協☎026-245-1619まで。
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