2013-11-30 07:00 am by 須坂新聞
第51回技能五輪全国大会(22日〜25日、千葉県)の「冷凍空調技術」に出場した桜井晃将さん(22、オリオン精工)は銀メダルに、佐藤雅文さん(20、オリオン機械)は銅メダルに輝いた。
冷凍空調技術は①冷凍配管実技②制御盤配線③学科―の三つの課題で上位を競った。
桜井さん(長野市在住)は入社2年目で初出場。「練習ではその日の目標をクリアするまで帰らない気持ちで取り組んだ。観衆の目があっても緊張することなく自己の世界で取り組めた。練習をいいイメージで終わらせようとやってきた結果が満足のいく結果となってうれしい。来年も挑戦したい」と話す。
一方、佐藤さん(須坂市)は入社2年目で初出場。「実技は最初緊張で手がつかなかった。標準時間内にできず、減点になるが、いい物を作りたかったので延長7分を頂いて完成した。終了後、入賞は難しいと落ち込んだが、いつも通りできれば挽回できると励まされ、気持ちを切り替えた。一番いい物を作りたかったが、悔しいので来年納得する物を目指したい。あきらめないでやることが大事だと思った」と話す。
オリオングループからは2競技職種に7人が挑戦した。同グループの全国は5年目。
関尚俊(ひさとし)オリオン機械取締役・生産技術本部長は「冷凍空調技術は他県の専門学校生や大手企業のレベルが高かった。メダル獲得が続いたことはうれしい。競技は個人の努力だが、最後まであきらめない姿勢は大事で、グループ全体にやればできるとの意識が広がっている」と話す。
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