【須坂市議会】初の市長不信任決議を否決

2023-12-16 09:38 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市議会12月定例会は最終日の12日、任期満了に伴う市長選(来年1月14日告示、同21日投開票)を巡り、6選を目指して立候補を予定する三木正夫市長が引退の意向から一転して出馬表明に至った経過に問題があるとし、一部議員が三木市長に対する不信任決議案を提出した。
 議員20人のうち棄権した6人を除く14人で採決し、反対多数(賛成3人、反対10人、無効1人)で否決した。市議会事務局によると、市長不信任決議案の提出は初めて。
 不信任決議案は宮本泰也、岩田修二両議員が提出。宮本議員が提案理由を説明した。
 決議案では、一部議員が三木市長の引退に備えて候補者擁立を模索してきた経緯を説明。9月下旬から市長と複数回懇談し引退の意向を繰り返し確認してきたことや、11月14日に浅井洋子議長や元議長、中澤正直副市長らと共に市長応接室で引退の意向を確認したことを挙げた上で「突然引退の意向を撤回し、11月17日の出馬表明となった」とした。
 この翻意に対して、「現議長に対して口約束であろうと約束を簡単に反故(ほご)してよいものか。大変失礼なことであるとともに、市民への裏切り行為であり、到底許されるべきものではない」などと主張した。
 賛成討論した岩田議員は「市長選を巡る市長の言動には、ごく少数の議員ばかりでなく多くの関係者が振り回されている」と指摘。「議会や議員を何とも思っていない思い上がった姿勢を許すわけにはいかない」とした。
 一方、反対討論した石合敬議員は「今回の不信任決議案は全く理解できない。市長選に出るか、出ないかは個人の考えだ」と強調。「市民への裏切り行為という話も出てきたが、市民は一切関係していない」とした。
 三木市長は閉会あいさつで「(出馬決意は)さまざまな方の意見、提言を受け総合的に判断し、市のために全身全霊で尽力すべきと考えたから」とし、「真剣に悩み、真摯に対応すべきことであり策略を巡らすものではない」と述べた。

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