2005-10-28 04:02 pm by 須坂新聞
常盤中は20日、料理研究家の枝元なほみさんを招いて保健講演会「食と健康を考える集い」を開いた。枝元さんと生徒が協力して豚汁を作って味わい、食べ物を通して健康や生きる力の大切さを学んだ。
実際に食事を楽しみながら「食」について深めようと企画。豚汁は保護者から提供を受けた野菜などの食材を使い、生徒も下ごしらえを手伝って枝元さんが味付けした。各自持参したご飯でおにぎりを作り=写真、豚汁と一緒に食べた。
枝元さんは、その時欲する食べ物や食べた物によって自分の体調を知ることができると説明。その上で、「食べることはあらゆる生物の基本。自分で食事や食材などについて考え、バランスの良い食生活で元気に過ごして」と語った。
生徒は「家では出されたものをただ食べていたが、これからはもっと意識したい」と感想。同校では「朝食抜きなどが習慣となっている生徒が多い。食の大切さを知り、考えるきっかけになれば」と話した。
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