2005-11-10 12:00 am by 須坂新聞
県老人福祉施設事業連盟主催の「北信地区老人ホーム利用者作品展」で特別養護老人ホーム須坂荘(須坂市塩野町)を利用する人たち13人が共同で制作したタペストリー「里の秋」が県知事賞に輝き、このほど、同荘で賞状伝達式が行われた。
趣味のクラブに所属する13人(松澤明・矢島年・伊村千代江・丸山千代子・宮崎敞江・佐藤なつみ・宮本みち・藤沢さつき・亀原貞・鵜殿はるい・二タ村智恵子・村松ムツ・山辺節子さん)は共同でタペストリー作りに励み、布を切ったり張ったりするなどの作業をチームワークよく分担、全員の力を結集して、郷愁や家庭の温もりを感じさせてくれる大作(縦120センチ・横200センチ)に仕上げた。作品展には麦わら帽子・はんてん・ススキ・ぞうりなどを組み合わせた「造形」もセットで出品、秋の風情を一層醸し出した。同クラブでは季節ごとに合同でタペストリーを制作、春はサクラ、夏はヒマワリを題材にした作品が完成し、現在は冬版として雪の竜ケ池を制作中という。
今回同荘内の作品展ではこの作品のほか、書道・手芸などで金賞・銀賞・銅賞・佳作・努力賞に八人が選ばれ、作品が飾られた同荘ホールで行われた伝達式で、吉崎邦重所長が受賞者一人ひとりに「おめでとう、またがんばって」と声を掛けながら賞状を手渡した。
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