2005-11-16 12:00 am by 須坂新聞
須坂市はこのほど、除日本消防協会が実施している宝くじ助成事業により、取り扱いが容易な小型(D―1級)の軽可搬消防ポンプ一式を導入、5日、村石町公会堂で同町婦人消防隊への引渡式を行った。
台風や地震など大きな災害が発生した際の自主防災組織の必要性が叫ばれており、特に家庭にいることの多い女性の防災活動がますます重要になっている。今回の導入は日本消防協会の女性消防隊育成強化に向けた「女性消防隊による安全で災害に強い地域づくり推進事業」に基づいて実施したもので、以前から村石町に配備していた同ポンプを最新型に更新した。
同町婦人消防隊は昭和40年に市内で最初の婦人消防隊として結成、56年に女性が扱える同ポンプが備えられた。婦人消防隊は上八町と仁礼町にもあり、同ポンプが配備されている。
引渡式には関係者約30人が参加。神事(写真)などの後、三木正夫市長が「村石町の婦人消 防隊は長い歴史があり、自主防災意識の高さは地域のまとまりを示すもので期待しています」、塩崎貞夫市消防団長が「男性は日中いなくなることが多い。消防団の足りないところを補ってください」と激励、中村強区長が感謝の言葉を述べ、引き続き、婦人消防隊員による放水訓練を実施=写真左。また、今回同ポンプと併せて宝くじ助成事業により同消防本部に導入されたAED(自動体外式除細動器)の取り扱い講習も行った。
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