2006-06-14 12:00 am by 須坂新聞
先ごろ佐賀県で起きた児童のひき逃げ・放置事件を受け、旭ケ丘小4年敬組(36人)は3日、被害児童が通う学校へ千羽鶴早を送った。「早く元気になって」との願いを込め、全校で協力した。
きっかけは保護者から「同じ小学生を持つ親として他人事ではない。励ますために千羽鶴を折って届けよう」と提案されたこと。2年前に同じ学年の友達を交通事故で亡くした悲しい経験から、クラスの思いは一つになった。全校にも協力を呼び掛け、数日で1,000羽が完成。保護者がつなぎ合わせ作業や発送を引き受けた。
「早く元気になって友達と遊べるようになるといいな」と竹村太一君。担任の橋本覚教諭は「みんなの気持ちが病院でがんばっている児童に届くと思う。クラスの子どもたちもあらためて、思いやりや命の大切さを感じたのでは」と話していた。
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