2007-06-05 07:00 am by 須坂新聞
平成18年(1月〜12月)に須坂市を訪れた観光客は「ハッチ」効果で過去最高の112万人に達した。年間120万人が訪れるという小布施町に並ぶ勢いで観光客が急増している。市の18年度調査で分かった。
5年前の平成14年は観光客64万人。統計が残っている昭和58年以降、ここ20数年間で最も落ち込んだ。それが16年にハッチがテレビ出演して有名になってから一転。17年は一気に100万人を突破した。
ハッチ人気を市全体の観光振興につなげようと、市観光協会(田中宏和会長)はこのほど開いた総会で、本年度目標に「めざそうお客様120万人」を掲げた。イベントやPRを積極的に行う計画。
市は「ハッチ効果で臥竜公園を訪れる人は急増したが、峰の原高原や蔵の町並みは年々減っている。観光客一人当たりの消費額(17年)も須坂市は2,047円で、県平均の3,731円より低い。市内の温泉や宿泊施設、中心市街地と連携して相乗効果を生み出し、滞在型観光にも取り組む」としている。
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