小布施町、最下位脱出も…〜シートベルト着用率全県調査

2007-06-26 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 4月に県内81市町村で実施したシートベルト着用率調査の結果がまとまり、前回最下位の小布施町はわずかに上昇したもののワースト6位の76位にとどまり、直近6回の調査で5回がワースト1ケタ台という低迷が続いている。
 調査は県交通安全運動推進本部が年4回の交通安全運動(今回は変則日程)に合わせて実施しており、各市町村の担当者が他地域からの混入が少ない生活道路で平日に調べている。今回は97カ所(人口5万人以上の市は原則2カ所以上)で11,769台を調査、須高3市町村は高山村が97.2%で35位、須坂市が95.5%で59位、小布施町が92.8%で76位(ワースト6位)だった。
 高山村は302台を調査した結果、運転席で295人、助手席で51人中48人が着用、総合着用率97.2%。昨年12月の年末の交通安全運動で実施した前回(98.1%で19位)に比べて着用率・順位ともダウンしたが、中位をキープしている。37村中20位。
 須坂市は八幡町と小山町で200台を調査、運転席で193人、助手席で45人中41人が着用し、総合着用率95.5%。前回(95.0%で60位)に比べて着用率は0.5%下げたが、順位はほとんど同じ。19市中11位。
 小布施町は109台を調査、運転席で100人、助手席で30人中29人が着用し、総合着用率92.8%。前回(89.4%で81位)より着用率・順位とも改善したが、4回連続で25町中最下位。今回は助手席の非着用が1人だけで、運転席に限れば着用率・順位はさらに悪い。
 今回の県平均は95.9%で、前回より0.3%ダウン。着用率100%は南木曽町と千曲市。ワーストは87.8%の上田市、88.9%の売木村、91.0%の小諸市。県内25警察署別で須坂署(95.8%)は17位。前回より3位上がった。
 また、チャイルドシートの着用率調査も10地方事務所が20カ所で実施、須高をエリアとする長野地方事務所の調査は109人中50人が着用し、総合着用率45.9%。県平均(63.7%)を大きく下回った。

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