2010-02-20 07:00 am by 須坂新聞
信州大学と県は16日、遠藤守信工学部教授(須坂市名誉市民)を中心に展開する、エキゾチック・ナノカーボン(ナノカーボンに異種原子を導入して得られる究極のナノカーボン)の創成や応用開拓をドリームチームで進めるためのキックオフフォーラムを長野市内で開いた。遠藤教授と、国内外から3人の研究者を特別教授に迎え、須高企業をはじめ国内約30の機関・企業が参画して地域新産業の創出を目指す。
遠藤教授は「イノベーションが起きていない今こそ地方を熟知する大学が中心になって地域の企業とともに技術革新を起こして日本の活力を高めたい。人類社会に貢献する基盤技術の研究開発を地域の協力で進めたい」と抱負を語った。
ナノカーボンの世界的拠点「長野ナノカーボンバレー」の実現を目指す同事業(支援期間5年)は、12大学から応募があり、山形大学とともに独立行政法人科学技術振興機構の採択を受けた。
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