2012-01-28 07:00 am by 須坂新聞
市長選開票の夜、永田栄一さんは8時50分ごろ、約20人の支持者が集まる境沢町公会堂に入った。STV中継で9時15分に相手候補の当確が流れると、永田さんと支持者は画面をじっと見ながら、冷静に受け止める様子だった。三木さんの万歳が終わったころ、永田さんは立ち上がり、あいさつを始めた。
「無投票を阻止したい思いもあり立候補した。私心でなく、停滞感のある須坂がこのままでいいのかとの危機感があった。今回一番充実、手応えがあり、負けて悔いなしだ」
「慌ただしい選挙、皆さんには大変お世話になり感謝している。選挙戦を通じて言うべきことを伝えることができて良かった。ただ期間が短く政策が浸透せず、論議が深まる前に終わってしまった。だが種はまいた。今後は一市民として三木市長に協力する。須坂の味、個性が出せるよう自分の立場で頑張りたい」と締めくくった。
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