2012-11-04 07:00 am by 須坂新聞
須坂商業高校は26〜28日、恒例の実習販売「須商マーケット」を同校で開いた。会場内には生徒たちの元気な声が響き、過去最多となる5,000人を超える来場者で活気にあふれた。生徒たちが考案したカレーやラーメン、オリジナルの菓子なども好評で、全て完売。売り上げも目標の470万5,000円を達成した。
5,127人の来場者数は記録の残る平成7年以降、過去最多だった18年の4,835人を大きく上回った。生徒たちによるヒーローショーが人気で、子どもの数が例年に比べて多かったという。マーケット期間中にパティシエの鎧塚俊彦さんを迎えての「須坂フルーツスイーツフェスタ」を今年初めて同校で開催したのも来場者増の要因の一つになった。
生徒たちは元気なあいさつと笑顔で来場者を迎え、商品の説明や積極的な呼び込みをしていた。3日間を通して中学生や高校生、家族連れなどが多く訪れ、目当ての商品を買い求めたり会場内を見て回ったりしていた。
親子3世代で訪れた小布施町の70代の男性は「生徒たちは一生懸命やっていて、対応もよかった。目当てのみそすきカレーもおいしかった」と話し、購入した商品の入った袋を下げて帰って行った。
マーケット社長の山田将晶君(3年、須坂市中島町)は「昨年の反省を生かし、マーケットに向けて生徒一人一人の意識を高めるために準備をしてきた。3日間を通してみんなの成長が見れたこととお客さんの笑顔がうれしかった。苦労もあったが、生徒同士の絆が深まるいい機会になった」と話していた。
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