佐藤悦夫さん(須坂市上町)〜全日本マスターズ駅伝 県チームの2連覇に貢献

2012-12-02 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 第25回都道府県対抗全日本マスターズ駅伝競走大会(日本マスターズ陸上競技連合主催)は11日、東京都の武蔵野の森公園で開いた。須坂市上町の佐藤悦夫さん(62、日滝小職員)が第7区を走った長野県チームが対抗の部で2年連続3回目の優勝に輝いた。
 対抗の部は35歳以上から60歳以上まで5歳刻みの6区間を男子、30歳以上と40歳以上の2区間を女子の8区間42.195kmに24チームが出場して競った。長野県は2区でトップに立つと3区で2位との差を約1分にまで広げた。しかし4〜6区で徐々に後続に詰められ9秒差に。佐藤さんは2位に後退したが2秒差でたすきを渡し、最終区での逆転優勝につなげた。
 「途中で後続と離れたと思って油断してしまい、抜かれたときの対応が遅れた」と悔やんだが、「付いて行くのが精いっぱいだったが、何とか食らいつくことができた。昨年優勝しているのでプレッシャーはあったが、今年も優勝できて本当によかった」と喜んだ。
 佐藤さんは毎年11月に行われる県縦断駅伝に4年前まで須坂上高井の選手として通算32回の出場を果たした。今年6月の県マスターズ選手権の1500、3000、5000mでは60代の部で3冠を達成。10月の竜の里マラソンの5㌔男子60歳以上の部も3連覇している。「(マスターズ駅伝は)来年はさらに厳しくなると思うが、3連覇を目指して頑張りたい。他の大会でも記録を伸ばしたい」とさらなる意欲を燃やしている。
 〔長野県チーム〕▽選手 前島紀子=富士見町 利根川裕雄=千曲市 市川武=長野市 横打一愛=伊那市 徳武雄次郎=長野市 小口秀哉=下諏訪町 佐藤悦夫 松野淳司=塩尻市▽監督 北原治=駒ケ根市

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