2013-03-03 07:00 am by 須坂新聞
2月2日に東京都内で開かれた「ふるさと信州須坂のつどい」の席上、出席者の越光男さん(東横町出身、東京都板橋区在住/東京大学工学系研究科特任教授)から提案のあった「春の臥竜山での花火大会」について、24日、越さんを交えた関係者による協議が行われ、今春の実施は見送ることになった。
越さんは「研究の関連で火薬学会の役員をしており、花火とも関わりがある。須坂には立派な花火師がいる。須坂を応援する一人として、須坂の活性化のために、桜の季節に臥竜山から花火が上げられるよう、各方面に働きかけたい」と呼び掛け、賛同を得ていた。
話し合いの結果▽臥竜山に絶滅危惧種の生息が確認され、保護する必要がある▽桜まつりの来場者が多く、観客誘導、雑踏警備などの対策が困難▽時節柄林野火災の危険性があり、消防上の対策が困難―などの理由で臥竜山からの打ち上げは極めて困難と判断した。
一方で、越さんのふるさとを思う気持ちを無にすることがないよう、平成26年以降の実現に向けた検討を今後も重ねていくことを確認した。
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