2015-12-12 07:00 am by 須坂新聞
須坂市消防団に公益財団法人日本消防協会から「消防団防災学習・災害活動車両」が寄贈され、このほど、須坂市消防本部で車両の披露と安全祈願祭を行った。
寄贈事業は地域の総合的な防災力の充実強化を目的に昨年度から実施。年度ごと10台が全国の消防団に贈られている。須坂市消防団は県消防協会の推薦を受けて、県内で最初の交付先に選ばれた。
車両はワンボックス型ハイルーフ、2600cc、4輪駆動。定員6人で、普通免許で運転が可能。主な資機材として▽天ぷら油火災実験装置▽初期消火装置▽煙体験ハウス▽AED(自動体外式除細動器)▽プロジェクター▽軽可搬ポンプ▽発電機・投光器▽折りたたみはしご―などを備え、総額850万円相当になるという。
平時は住民や学校などの防災訓練、災害時は緊急車両として活用し、資機材は用途に応じて積み替える。
安全祈願祭で三木正夫市長は「今回の交付は須坂市消防団の地道な努力と実直な活動のたまもの。有効に活用してほしい」、成田統消防団長は「須坂市消防団に優先的に交付していただき、関係の皆さんに感謝したい。消防団にとって初の車両で、素晴らしい装備なので、活用は十分に熟知した上で行い、地域防災に貢献していきたい」とあいさつした。
同消防団は3日、市消防本部・消防署と合同で資機材の取り扱い訓練も実施した。
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