2016-07-23 07:00 am by 須坂新聞
森上小学校は13日、中国・深曙V(しんせん)市からの訪日教育旅行団を迎え、図工の授業や給食の時間を一緒に過ごすなどして交流した。
訪れたのは、深曙V市五顆星美育文化発展有限公司に所属する小学生11人と、保護者やガイドら12人の計23人。中国で小学校の授業を終えてから、絵本づくりなど芸術を学ぶ子どもたちだ。
体育館では全校で一行を歓迎。団長の楊卓さんは「楽しい交流ができれば」と森上小の児童に向けてあいさつした。森上小4年生はダンス「信濃の国」、5・6年生は組み体操を披露した。
この後、4年生と6年生が授業で交流。6年智組では図工で墨絵の単元に取り組み、一人一人作品を描いた。旅行生と同じ班になった児童らは、「言葉がうまく伝わらない。どうしよう」と相談。しばらく考え、身振りや漢字を使って「この筆を使ってください」などと気持ちを伝えた。慣れてくると笑顔も増え、英語で自己紹介をしたり、一緒に他の班の児童の作品を見てまわるなどしていた。
旅行生の保護者、李佳さんは「日本の子は規律を守っていて、礼儀も正しい。ダンスなどもそろっていてすばらしかった」と感想を話していた。
一行は名古屋、山梨から長野に入り、交流前日は須坂市内でホームステイした。その後、横浜、東京で過ごし、帰国した。
県が7月、海外から受け入れる訪日教育旅行団は24団体(中国、台湾、米国)の計789人。11日には墨坂中が台湾宜蘭県の員山中学校女子バスケットボール部と交流した。
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