2017-03-25 07:00 am by 須坂新聞
春の須坂路を歩くイベント「第11回信州須坂シルクと蔵のまちツーデーウオーキング」(実行委員会主催)が18日と19日、全国各地の愛好者や市民ら503人(初日268人、2日目235人)が参加して開かれ、思い思いのペースで散策を楽しんだ。
大会は国際市民スポーツ連盟、日本市民スポーツ連盟、全日本ノルディック・ウオーク連盟の認定大会として開催。初日に湯っ蔵んど発着の24kmと16km、田中本家博物館発着の6kmと4km、2日目に湯っ蔵んど発着の24kmと15km、田中本家博物館発着の6kmと4km、峰の原高原でのスノーシュー2kmの全9コースを設定した。
参加者は60代を中心に小学生から80代まで長野県(25市町村)のほか青森・岩手・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・富山・石川・福井・山梨・岐阜・静岡・愛知・三重・大阪・奈良・岡山・島根・広島・福岡・大分の計26 都府県から集まった。
過去の最多都府県数は第3回大会(平成21年)の24 で、今回2つ上回って史上最多となった。参加者は4番目に多い。
初日に湯っ蔵んどで開いた開会式では篠塚今朝儀実行委員長(須坂市ウオーキング協会会長)のあいさつに続いて、三木須坂市長が須坂の魅力を紹介し、「早春の須坂を心ゆくまで楽しんで」と歓迎の言葉を述べた。
参加者たちは入念な準備体操を行い、奈良県宇陀市から参加した仲村宏生さんの宣言で出発。三木市長とハイタッチを交わして、元気に歩き出した。
天気は両日とも好天に恵まれ、参加者は須坂の自然・歴史遺産やイベントを楽しみ、スノーシューの峰の原高原でも気持ちのいい汗を流した。チェックポイントでは須坂の味覚などが振る舞われ、博物館・美術館・動物園は入場無料で歓迎、湯っ蔵んども無料入り放題にしてウオーカーの疲れをいやした。
初日夜には、10回記念の昨年初開催して好評を博した歓迎レセプションをシルキーホールで開き、約70人が須坂産の食材を囲んで交流を深めた。
スタート宣言した仲村さん(64)は2回目の参加で「どこを見てもいい景色で楽しめたが、後半の上りはきつかった」。石川県金沢市の石黒衛さん(59)も2回目の参加で「河川敷を歩くコースで、昨年より歩きやすかった。振る舞いの甘酒がとてもおいしかった。長野の朝は寒くてとても驚いたが、いい汗をかいた。来年も仲間を誘って参加したい」と取材に答えた。
また、今回から実行委員長に就任した篠塚さんは「2日共好天に恵まれ、無事に開催できたのは皆さんの協力のおかげで、深く感謝したい。全国の多くの皆さんからおもてなしがとてもよかったと言っていただき、主催者としてうれしい限り。今後も皆さんに喜んでいただける須坂らしい大会を目指していきたい」と話している。
2017-03-25 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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