「直虎」熱演で観客魅了〜没後150年祭で市民創作劇

2017-05-13 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂藩13代藩主堀直虎公の没後150年祭記念の創作劇「ストレートタイガー〜直虎」は4月29、30日、メセナホールで開かれ、両日で約1,600人が観劇、「義の道」を桜のごとく潔く生きた直虎公の人生に感動の輪が広がった。劇は一般市民約50人を含む83人が迫力あふれる演技を披露した。
 創作劇は、主催の堀直虎没後150年祭実行委員会が「多くの市民に須坂の偉人を知り、親しんでもらう」目的で企画。それを受けてNPO法人劇空間夢幻工房(長野市)が住民参加型とした。タイトルの「ストレートタイガー」は直虎の英語の直訳で、直虎が実際に名乗ったという。
 堀直虎公(1836〜68)は若くして洋学を修め、いち早く英国式の軍備を導入。藩政を立て直し、住民救済事業を行うと共に、桜図譜『所リ譜』を編さんした。幕府では若年寄兼外国総奉行を務め、江戸城中で将軍徳川慶喜に諌言し自刃、江戸城無血開城にも影響を与えたともされる。
 劇は小学1年生から70代までの幅広い年齢層が出演し、生演奏、歌、ダンスなどのコラボによるパワフルな演出で観客を魅了した。
 鑑賞した竹村あすみさん(須坂市北原町)は「藩政改革を断行しながら、犠牲者を出さない心優しさに感動した」と話し、須坂市馬場町の50代女性は「市民の皆さんも劇団員みたいに迫力があった。須坂の歴史を知ることができた」、須坂市田の神町の40代女性は「1万石の大名が将軍に堂々と進言した姿は素晴らしい。地元の立派な殿様を誇らしく思ったし、もっと多くの人に知ってほしい」と感想を話した。
 実行委員長の田中宏和さんは「素晴らしい殿様だからこそ奥田神社の神様にもなり、これまでも没後70年祭、100年祭が行われてきた。今回は直虎公を多くの方に知っていただき、誇りを持っていただけたと思う」と話した。
 劇を脚本・演出した同法人理事長の青木由里さんは「たくさんの人々に須坂の誇りである堀直虎公の生き様を知っていただけたことが嬉しい。舞台の成功に向けて、キャスト・スタッフ全員が明るく前向きに取り組んでくれたことに心から感謝する」と話していた。

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