モモの出荷始まる〜生育遅れ気味も食味良好

2017-08-05 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon フルーツ王国須高では夏の果実が続々と出荷している。今季は春先の低温傾向により生育は遅れ気味で推移したものの、糖度が高く食味も良好という。モモの早生品種あかつきは8月1日に初出荷され、盆前まで続く。
 あかつきは肉質が緻密でよく締まり甘く食味がよい。大きさは250〜280gの中玉品種。モモ農家の宮澤恒房さん(64、相之島町)は「今年は春先からの低温のせいか例年より3〜4日ほど遅い感じがする。実は大きく甘さも期待できる。皆さんにおいしいモモを味わってほしい」と話している。
 モモは今後、中生種のなつっこ、晩生種の川中島白桃へと続き、9月下旬まで出荷が続く。JAながの須高ブロックではモモ・ネクタリン全体で約20万ケース(1ケース5kg)を計画する。
 リンゴの早生品種夏あかりは8月3日に東京方面に初出荷され、盆前まで続く。中生種の秋映は9月下旬、晩生種で主力のサンふじは11月上旬から年内にかけて出荷される。関係者は順調に育った果実の市場価格を期待。

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