技能五輪国際大会はアブダビで10月14日開幕〜オリオン機械の日本代表菅沼幸希さん出場

2017-09-09 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 第44回技能五輪国際大会に出場する菅沼幸希(よしき)さん(21、オリオン機械)は8月31日、阿部守一知事を表敬訪問した。開催地はアラブ首長国連邦の首都アブダビ。10月14日の開会式まで1カ月余り。「自分自身の課題が克服できるよう残り1カ月を取り組み、大会に臨みたい」と決意を表明した。県内からは他に3人が出場する。参加者は58の国と地域から1,262人(8月24日現在)。日本選手は40職種45人。
 技能五輪国際大会や技能オリンピック国際大会(共に通称、正式には国際技能競技大会)は、職業訓練の振興と青年技能者の国際親善交流を目的に現在は2年に1度開かれる。1950年から71年までは毎年開催。日本は62年(第11回)から2015年(第43回)まで33回参加する。
 菅沼さんが初挑戦する冷凍空調技術職種は現在23カ国23人が参加予定。日本選手の過去最高は銅メダル(第41回)。前回ブラジル大会は敢闘賞(12位)。
 今大会競技期間は10月15〜18日の4日間。制限時間(20時間)内に銅パイプを配管し、電気配線をして回路を組み、冷媒に使うフロンガスを充曙イ(じゅうてん)し、最大能力へ運転を調整したり、壊されたエアコンの修理などが出題される。課題全体は8月に発表されたが、3割ほどが当日変更となるという。
 「レイアウト変更など根幹に関わる想定外の変更が隠れている可能性がある」(同職種エキスパートで今大会審査を務めるオリオン機械奥村康則さん)。
 菅沼さん(須坂市井上町)は入社4年目。技能五輪全国大会はおととし銅賞、昨年金賞で日本代表に。
 仕様設計図の8月公表から奥村さんと毎日課題に取り組む。ワーキングクレイドル(作業台)の上に回路を組んでは解体を繰り返し、より精度の高い仕上げを目指している。
 9月4日の取材には「メダル獲得を目指すが、4年間技能五輪に携わり、学んだ全てを発揮し、自分自身を信じて最後まで諦めずに挑戦していきたい」。
 奥村さん(49、長野市)は「世界と十分戦えるところまできたのでメダルまで精度を上げていきたい。当日変更をあらかじめ予測して取り組んでいる」。
 出発はエキスパート(奥村さん)が10月8日。菅沼さんら選手団は同11日。閉会式・表彰式は同19日。

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