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長野温泉地質研究所

放射能探査

放射能探査はウラン鉱脈や温泉探査・水脈調査・断層調査を中心に利用されています。
また、建物の基礎、ブロック塀の亀裂・段差の原因調査にも使われます。
放射能探査の測定には、割れ目に沿って上昇してくる放射線を測定しますが、全てを一括で測定する場合と核種ごとに分離して測定する2つの方法があり、測定しようとする対象物に応じて使い分けします。
測定核種は表層に含む自然放射性核種のうち、ビスマス-214、タリウム-208、カリウム-40の3核種からそれぞれ放出されるガンマ線の線量を測定します。

福島原発事故による環境汚染は深刻な状態であります。お住まいの環境測定もできます。

ガンマ線を放出する元素の代表的なものには ビスマス (214Bi)、タリウム (208Tl)、カリウム (40K)の3元素があります。そしてこれらの地層に含まれるBiとTl,Biとの比率は地層中にほぼ一定になります。

一方地層中に含まれるウランが崩壊し、ラドン (222Rn)ガスを生成、これが断層破砕帯・割れ目を通って地表にもたらされ、ラドンの娘元素であるビスマスが濃集されます。 つまり地表でのBiのガンマ線異常を検出すれば断層破砕帯・割れ目の存在を推定できるわけです。

「ガンマ線スペクトル分析」 とはこの3元素の放出するガンマ線の値を個別に検出してその比率をコンピューターで解析し、その比率の変化で断層破砕帯・割れ目の存在を検出するものです。

 

 


 

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