2005-05-04 12:39 am by 須坂新聞
須坂市は18年度からの第4次須坂市総合計画・後期基本計画(5カ年計画)の策定に向けて、市民が計画づくりに参画する市民ワーキンググループ『117(いいな)人会議』を設置する。
三木正夫市長の市長選での公約であり、計画づくりに積極的に市民が参画、「住んでよかった須坂市」づくりに向けて、共に考え活動する協働市民の知恵を結集する場―と位置づけている。
また市長は全職員が計画づくりに参加するよう指示、庁内委員会に分科会を設け、ワーキンググループを設置して調査研究を進めることとした。
117人会議は、市民環境会議、消費者団体、まちづくり団体メンバーなど活動している団体・個人をリストアップして依頼すると同時に、市報や市のホームページなどで市民に広く呼びかけてメンバーを募る。
健康・福祉、生涯学習、定住のまちづくり、環境、先端技術・産業、人権・交流・協働の各分科会で、課題や背景を分析、具体的方策を導き出すための言わば「市民の百人委員会」。前期計画の策定は行政主導型であったが、市民参画型で計画づくりを進めようというもの。
3月に行った3千人を対象にした市民アンケートや満足度調査の集計結果を待って、条例による総合計画審議会を設置する。七月に117人会議やまちづくりわいわい塾などでの作業をスタートさせる予定。
12月までに後期基本計画原案を示し、地域づくり市民会議等で説明、市民の意見を聞き、最終調整を行い2月末ごろに、審議会としての答申を出す計画。
また、前期基本計画の成果や事業の評価と課題をじっくりと検証し、後期計画に生かしていく。インターネットでの提言、市長との懇談会や市長への手紙、首都圏を中心とする須坂出身者の会「信州すざか応援団」などからの積極的な提言・提案も期待している。
2005-05-04 12:39 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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