2006-03-07 12:00 am by 須坂新聞
信州すざか農業小学校豊丘校(羽生田郁雄校長、児童55人)はこのほど、豊丘町のそのさとホールで卒業式を開いた。児童や保護者、農家先生らが出席して活動を振り返り、一人ひとりに卒業証書が手渡された。合わせて校旗もお披露目された。
証書授与に続いて羽生田校長は「種まきや田植えなど皆で力を合わせて勉強した。食文化に対する知識が身に付いたのでは。自信と力が自分自身のものとなった。将来、その力を発揮して」とあいさつ。三木市長は「農家先生、保護者、児童が一体となった素晴らしい取り組みだった。農業に親しむことで人間として成長する。これを糧に立派な人間になって」と祝辞を述べた。
児童5人が思い出を発表し、江沢実君(森上小1年)は「イモ掘りや田植えが楽しかった。ジャガイモが大きく育ち、土の中からたくさん出てきてびっくりした」。丸田早紀さん(高甫小6年)は「農業の大変さが分かった。収穫した米で作ったおにぎりがおいしかった。新しい友達もできた」と話した。
校旗は市内の小中学生から85点の応募があり、優秀賞に選ばれた豊丘小6年の坂田由里香さんの作品が採用された。空をイメージした水色を背景に太陽に見立てたトマトが描かれている。
2006-03-07 12:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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