2007-10-17 07:00 am by 須坂新聞
全日本プッシュスケルトン選手権大会がこのほど、長野市のスパイラルで開かれ、須坂市田の神町の竹内純さん(24、小布施堂)が2連覇を飾った。4月からナショナルチーム入りを果たし、2010年のバンクーバー五輪を目指して今季は海外の大会にも参戦する。
同大会はローラーの付いたスケルトンの50mの速さを競う。2本の合計タイムで順位を決める。五輪選手の越和宏さんら21人が出場し、竹内さんは合計10秒48(5秒24、5秒24)で2位の選手を0秒14上回った。
3月に仙台大学を卒業後、地元に戻り、社会人として働きながら練習に励んでいる。学生時代とは違い、十分でない練習時間と環境の中、平日は仕事後、毎日2〜3時間、筋トレやダッシュなどを行い、休日は主にスパイラルで越さんらとトレーニングしている。
昨季は全日本大学選手権(インカレ)で準優勝、全日本選手権で10位に入るなど実力が評価されてナショナルチームメンバーに。夏場は全日本合宿でトップ選手と練習を積み、来年1月には海外遠征でアメリカンズカップに挑戦する。
「働きながらどのように練習に取り組めばいいか難しかった。これまで以上に自分自身に厳しくしなければ。調整もうまくいき、越さんとの練習や合宿の成果が出せた。氷上での滑走技術をより磨き、アメリカンズカップでは6位以内に入賞してさらに上の大会に出場できるよう頑張りたい」と話している。
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