2007-10-27 07:00 am by 須坂新聞
任期満了に伴う須坂市長選(来年1月13日告示、20日投票)で、境沢町の農業永田栄一さん(54)は24日、本紙取材に「須坂の閉塞(へいそく)感を打破したい」と述べ立候補する意向を示した。2日に境沢町公会堂で正式表明する。9月に立候補表明した現職の三木正夫氏(58、相之島町)の対抗馬に初名乗り。ともに無所属。選挙戦となる。
永田氏は「米子が建設候補地の長野広域ごみ処理最終処分場は生活水への影響を踏まえて再検討。峰の原の風力発電と井上のペット火葬場は反対。日帰り温泉施設の湯っ蔵んどは経営状況を住民に示し、税金を投入しないよう売却も検討する」と主張し、選挙戦で民意を問う考え。
近く後援会「須坂耕育会」を発足し、農業と教育を柱に行動宣言を提案する。「園芸療法など、動植物とかかわることで、人々の暮らしにやすらぎが生まれる」と独自の活性化策を打ち出す予定。「どんなまちにしたいのか、今の市政に将来ビジョンが見えてこない」とも述べている。
永田氏は東京農大卒。須坂園芸高などで23年間教師を務め退職後、2001年の長野市長選、2004年の須坂市長選に出馬し落選。須坂市長選は新人同士の一騎討ちで三木氏13,548票、永田氏8,305票だった。永田氏は地元区以外に特定の団体や政党に推薦を依頼せず、前回と同じ草の根運動を展開する意向。
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