須坂市でツーデーウオーキング「おもてなしが最高」

2012-03-25 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 国際市民スポーツ連盟、日本市民スポーツ連盟、全日本ノルディック・ウォーク連盟、信州ノルディック・ウォークプレミアリーグなどが認定、実行委員会が主催する「第6回信州須坂シルクと蔵のまちツーデーウオーキング」が17・18日、全国各地の愛好者や市民ら両日で延べ433人が参加して開かれ、須坂路の散策を楽しんだ。
 初日に湯っ蔵んど発着の自由歩行の長距離と中距離、田中本家博物館発着のガイド付き短距離2の4コース、2日目に自由歩行の長距離と中距離、ガイド付き短距離2、峰の原高原でのスノーシューの5コースを設定。参加者は長野県(33市町村)のほか栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・富山・石川・福井・山梨・岐阜・滋賀の14 都県、年齢も5歳から86歳まで幅広い層が集まった。
 天気は初日が雨、2日目が曇りまたは小雨模様だったが、参加者は「雨も自然」と受け入れ、思い思いの「てくてく旅」で須坂の自然・歴史遺産や市内各所で開催したイベントを楽しんだ。初日には県の観光キャラクター「アルクマ」も湯っ蔵んどに駆けつけ、参加者を見送り、出迎えた。
 また、中心市街地でのチェックポイントとなった蔵のまち観光交流センター(東横町)では味噌汁や果物などが振る舞われ、壁に飾られた園児たちのひなまつりのぬり絵約450枚(3月31日まで展示)がウオーカーの疲れを癒した。
 大会には多数の市民が運営ボランティアで協力。アンケートには「おもてなしが最高。他のどの大会よりもよかった」という感想が多数寄せられ、市内からの参加者は「須坂には素晴らしいところがたくさんあることを自分の目で見て知った。新しい発見を幾つもした」と喜んでいた。
 西東京市から参加した佐野信男さん、典子さん夫妻は「昨年も申し込んだが、震災で参加を取り止めた。その時の対応が丁寧でとても素晴らしく、仲間にも勧められ、今度こそ来たいと思っていた。須坂は落ち着いた町並み、おもてなしもよかった」と話していた。
 実行委員会事務局の湯っ蔵んどでは「ボランティアの皆さんや関係者の皆さんの協力で須坂挙げてのおもてなしの大会ができたことに感謝したい。今回の反省をしっかり行い、次回に生かしていきたい」と話している。

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