2012-03-31 07:00 am by 須坂新聞
22日に日本テレビ系のテレビ番組で放送した「秘密のケンミンSHOW」で、盛進堂製菓舗(須坂市上中町、岡村将次社長)の「栗中華」が取り上げられ、翌日から本店と駅前店に来店者や注文が殺到している。
番組では「中華でもないのになぜ中華を名乗っているのか」との疑問に迫り、市民に街頭や家庭でインタビュー、岡村社長が「栗中華の原型となる中華まんじゅうは須坂藩主に奥女中が持ち込んだもので、その奥女中の名前が千代香。千代香のまんじゅうから中華まんじゅうになった」と説明した。
番組最後の試食会では「栗の食感にしっとりとした生地がマッチして、とても上品な味」と出演者がコメントしていた。
同社には翌日から電話が鳴り続け、市観光協会などにも問い合わせが相次いだ。同社ではそれまで1日900個を製造していたが、現在は1日にできる最大量の2,500個を連日作り続けている。
製造過程で割れてしまった栗が入っている「栗どら焼き」や栗の入っていない「中華」も人気となっている。
岡村社長は「全国放送の影響力にびっくりした。今は2カ月先まで注文が入っている。まさにうれしい悲鳴」と話している。
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